アルバイトはオリックス銀行カードローンを利用可？雇用形態による！

アルバイトは正社員のように収入が安定しているとは見られないため、金融機関の信用評価は低くカードローンによっては申込みができない場合も有りますが、収入条件を満たせば申込めるところも少なくありません。

オリックス銀行カードローンでの申込条件にも収入条件が入れられており、安定した収入が必要ですが、アルバイトを排除しているわけではなく、収入次第では申込むことができます。

ただし、アルバイトには様々な雇用形態が有り、金融機関が相手にしてくれるのは原則として社員のように月給という形で収入が入る長期アルバイトに限られ、短期アルバイトなどの場合には審査通過は難しくなります。

一般的なカードローンでのアルバイトの扱いは？申込条件を確認しよう

カードローンの申込みではそれぞれの申込条件を満たしていることが必要です。申込条件で各カードローンに共通している条件が年齢制限と安定収入で、収入は金額だけではなく安定していることが重視されています。

この条件が有るため、正社員などと比べて収入が安定しているとは言えないパートやアルバイトには、申込条件によって門戸を閉ざして申込みが出来なくなっている場合も有ります。

また申込みができたとしても、収入についての評価は低くなるため、カードローンで高額利用は難しいくなり、それに伴って金利もそう簡単に低くなることは期待できません。

収入額だけでなく安定していることが重要

一般的なカードローンは審査を心配する前に、そもそも申込めるかどうかという問題が有ります。申込むためにはカードローンそれぞれで決められている申込条件を満たしている必要が有ります。

申込条件はそれぞれ違いますが、次の２点はほぼ共通しています。

• 申込年齢の制限
• 返済可能な収入

年齢は２０歳以上で６５歳から７０歳程度まで申込みができるというのが普通で、収入については次の２点を満たす必要が有ります。

• 一定以上の年収が有る
• 月収が安定している

ローンと言うのは月々返済して行くというのが普通ですから、月収が安定していなければ、返済できる月とできない月が出てくることになりますから、月収の安定性というのが大変重視されます。

このため年収は多少低くても、月々安定した収入が有れば審査では評価が上がり、通過できる場合も多くなっています。

アルバイトがカードローンを申し込む場合、最も注意しなければならないのがこの月収の安定性と言って良いでしょう。

パートやアルバイトは申込みできないことも有る

ただし、カードローンによっては申込条件中でパートやアルバイトは申込めないとされている場合も有るので注意しなければなりません。

もともとアルバイトというのは正社員等に比べて、勤務時間が一定しているわけではないため、収入の安定性には疑問符が付けられていますから、申込時点で断ってしまうというわけです。

ただし、そういった金融機関の場合には、利用限度額や金利等を調整した別のカードローンを用意してパートやアルバイトも申込めるようにしていたりするのでカードローンを調べる場合には注意が必要です。

高額利用は難しい

アルバイトでも区別せず申込める場合であっても、審査での評価としては、やはり正社員や契約社員、派遣社員等よりもアルバイトは低く扱われます。

したがって審査で決まる利用限度額はそれらの人たちよりも低くなってしまうのが普通で、アルバイトの場合には高額利用をしたくてもかなり難しいと思っていたほうが無難です。

もし高額利用が必要ということであれば、アルバイトという形では難しいので、まず勤務形態を変えることを考え無ければなりません。

間違っても、複数のカードローンを契約して高額の借り入れをしようなどと考えてはいけません。そういうことをすると信用を失い、審査での評価はさらに下がってしまい、返済にも支障が出る可能性が有ります。

オリックス銀行カードローンでのアルバイトの扱い？特に規定なし

オリックス銀行の場合には特に申込条件でアルバイトは申込みができないといったような条件は入っておらず、アルバイトを特別扱いするようなことは有りませんから、アルバイトの申込みは可能です。

ただし年齢制限と安定収入という条件が有りますから、この点をクリアする必要が有ります。逆に言えば安定収入が証明できれば審査に通る可能性が有るということです。

ただし、アルバイトの場合には雇用は安定しているとはいっても、正社員などに比べれば収入の安定性も評価が低くなるため、借り入れに当たっては高い金利が設定される可能性が有ります。

オリックス銀行ではアルバイトは特別扱いしていない

オリックス銀行カードローンの場合を見てみると、申込条件にパートやアルバイトを排除してしまうような条件は入っていません。

したがって年齢制限と収入条件を満たせばアルバイトでも申込みが可能です。

オリックス銀行カードローンの年齢制限は２０歳以上６９歳未満となっており２０歳未満の学生アルバイトなどの場合には申し込みができませんが、２０歳上であれば学生アルバイトでも申込みが可能ということになります。

ただし原則として安定収入が必要という条件が付いていますから、先ほど説明したように、ある程度の年収と安定した月収が無ければ申込みはできません。

したがってアルバイトと言っても正社員に近いような勤務をしてそれなりの収入を得ているということをオリックス銀行は想定しているということになります。

安定した収入が証明できれば審査に通る

オリックス銀行カードローンでは原則的には３００万円以上の利用を希望する場合収入を証明する書類を提出することになっていますが、その他オリックス銀行が必要と認めた場合にはやはり収入の証明書を提出することになっています。

アルバイトの場合は、そもそも３００万円以上を希望する人はそうはいないと思いますから、収入の証明書は必要ないと思うかもしれませんが、正社員などよりも収入が不安定と言うことを忘れてはいけません。

そういう理由でアルバイトの場合には、３００万円未満の利用を希望する場合でも、収入を証明する書類の提出を要求される場合が有ります。

ただし要求してくるということは、その書類で収入の安定性が証明できれば、審査に通る可能性が高いということですから、面倒だと考えないで、できれば申込みの前に用意しておくようにしましょう。

金利は高くなる可能性が高い

ただし、説明しているように審査は通ったとしても、アルバイトへの信用の評価は正社員などに比べればかなり低くなってしまいます。このためその点が審査に影響を及ぼすことになります。

審査は何も通すか通さないかだけを決めるものではありません。申込者の信用を評価して利用限度額と金利を決めるものでもあるのです。カードローンの場合、通常利用限度額が決まればそれに伴って金利も決まります。

このため信用が低いアルバイトの場合には利用限度額が低くなり、それに合わせて金利は通常そのカードローンの最高金利が設定されます。

オリックス銀行カードローンでもほぼ同じように決まりますが、利用限度額が低額でも、金利が一律に決まるわけではなく、ある程度の幅があるため、同じ利用限度額でも最高金利の場合も有れば、多少低くなっていることも有ります。

しかしアルバイトの場合には信用評価は低いため、設定される金利はやはり最高金利かあるいはそれに近い金利が設定されると考えられます。

アルバイトは雇用形態が重要！短期アルバイトは要注意！

説明してきたようにカードローンの利用には安定収入が大変重要です。これは月々返済して行くというカードローンの仕掛けからくるものです。

例えば同じ年収であったとしても、月々安定して収入が有る場合と、いつ入ってくるのかはっきりしないような人では評価は全然違い、アルバイトで言えば短期アルバイトなど月々収入が入ってくる保証が無い場合には評価されません。

ですからアルバイトを行っている人でも借入れが考えられる人というのは、正社員などと同じように月々収入が入ってくる長期アルバイトという形で雇用されていなければならないので注意が必要です。

返済には月々安定した収入が必要

ローンと言うのは会社員の給料が月給制という形が普通になっているのでそれに合わせて月々返済するような形になっています。したがってカードローンもそれ以外のローンも会社員に利用しやすく審査での評価も高くなります。

しかしそれ以外の自営業者やパートやアルバイトの人には月々の収入という観点から評価されれば、低くならざるを得ない訳です。

したがってカードローンを利用するためにはアルバイトであっても月々返済できるだけの安定した収入が必要ということになります。

同じ年収でも短期アルバイトは評価されない

そこでアルバイトの雇用形態について考えてみましょう。アルバイトにはいろいろな雇用形態が有ると思いますが、大きく分ければ次の２種類に分類されるのではないでしょうか。

• 長期アルバイト
• 短期アルバイト

長期アルバイトの場合では給与は正社員などと同じように月々月給と言う形で支払われるのが普通です。ですから金融機関でも安定性はともかく、月々入ってくるという点で評価してくれます。

したがってある程度以上の収入が毎月あれば、返済も無理ではないという判断になって、カードローンの審査も通過できることになります。

しかし短期アルバイトはどうでしょうか。短期アルバイトの給与は日給という形か、短期間働いた後一括してという形になります。月々月給という形で入ってくるのとは違います。

このため、月々返済して行くことになる、カードローンの返済とは大変相性が悪くなってしまいます。ですから金融機関はこういった人は評価してくれません。評価しないというよりも評価の対象にならないと言ったほうが良いでしょう。

したがってオリックス銀行カードローンの場合でも、アルバイトを排除していないとはいえ、短期アルバイトということになると、審査の通過はまず見込めません。

要するにカードローンの説明でアルバイトと言っているのは、長期アルバイトが前提になっているということをよく憶えておいてください。

借り入れを考えるのであれば長期アルバイトが条件になる

このため、もし借り入れを考えているのであれば、正社員ではなくても少なくとも長期アルバイトを行って月々収入が無ければなりません。

現在短期アルバイトで生計を立てていて、纏まったお金が必要ということであれば、すぐに借入れは難しいので、まず短期アルバイトではなくて長期アルバイトを探して、月々収入が入ってくるような環境を作りましょう。

そうすればそもそも収入が増えるはずですから借り入れを考えなくても済むかもしれませんし、安定収入ができれば生活も安定していくはずです。

借入れ前の行っておくこととは？返済の可能性を見極めよう！

アルバイトで生計を立てている人は自分の収入はそれなりに安定していると考えている人が多いですし、カードローンを利用しても返済できるように感じている場合が多いですが、本当にそうでしょうか。

実際に返済して行けるかどうかは、自分の収入から計算して検証しなければなりません。借入れの前には必ず返済計画を作り、返済期間中月々返済するだけのお金を用意できるようにしなければなりません。

またもし返済できなくなってしまった場合には、どういった対処をすれば良いのかについても、予め考えておき、そうなった時に慌ててしまっておかしな対応をしないようにしないようにしましょう。

自分の収入から返済できるお金が有るのかを計算してみる

ローンで心配しなければならないのは申込時の審査と言うよりも、返済して行けるのかという点です。金融機関が心配するのも結局その点であって、アルバイトの審査が厳しくなるのもそれが理由です。

そこで借入れ前に、まず本当に自分が返済して行けるのかを実際に計算してみることにしましょう。必要なのは自分の月々の収入と支出の金額です。金融機関の審査では収入の評価はしますが、支出を含めた評価はしません。

その点で自分のほうが返済の可能性を正確に把握することが可能になるのです。月々の収入と支出の金額が分ったら次の式で収支を計算してみましょう。

できれば一月分だけではなく一年分程度の月々の収支額を計算してみると、自分の返済能力を正確に把握することができます。

収入額は分かっても支出額は分らないという人は、まず借入れは先に延ばしてください。

自分が何にお金を使っているかわからないような状態でお金を借りるのは危険です。

まずは一月分だけでも支出を記録して、できるだけ正確な収支額を計算してみてください。

次にこの月々の収支額が常に次の式を満たしているか確認してみましょう。

常にこの式が成り立っていれば、返済で問題が生じる可能性は低いと言えます。しかし時々成立しないあるいは常時成立しないということになると返済ができない可能性が高くなってしまいます。

返済計画を作ってみよう

一応返済できそうだということであれば次に返済計画を作りましょう。返済計画では、先ほどのように収支額を計算しますが、今度は返済期間中の収入と支出を予想することから始めます。

要するに先ほどは過去に遡って収支額を計算しましたが、今度は将来の収支額を計算することになります。

特に支出を詳細に予想して、必要が有れば節約を考え、常に予想収支額が先ほどの数式と同じように月々のカードローンの返済額を上回っているようにします。

返済できなくなった場合の対処

またもし返済中に返済できなくなってしまった場合にはどのように対処するのかについても検討しておきましょう。

まず必要なのは返済できないとわかった時点で、金融機関に連絡を取り、事情を話して対応を協議しましょう。重要なのはいつなら支払えるのかを明示することです。

最終的には利息さえ支払えば待ってくれる可能性は高いです。またこの他にも遅延損害金も支払う必要が有ることも忘れてはいけません。

ただ連絡もしないで返済を遅らせるよりも、利用者のほうから連絡しておいたほうが金融機関側が受ける印象としてはずっと良いので、迷わず連絡しておきましょう。

お金が作れないからと言って、他の金融機関から借入れして返済してしまおうと考える人もいますが、そうすると次はその分の返済も必要になるということを忘れないようにして下さい。そういう人は結局多重債務に陥ってしまうものです。

ここでアルバイトがオリックス銀行カードローンを利用ことについて纏めておきます。

• アルバイトでも収入が安定していることが重要
• オリックス銀行カードローンではアルバイトを特に排除するような規定はない
• 審査で評価対象になるのは長期アルバイトだけで短期アルバイトは対象にならない
• 借入れの前には自分の返済能力を評価して返済計画を立ててから行う

アルバイトは正規雇用の正社員ほど安定しているわけではないので、最悪の場合も考えて借入れはできるだけ少額に抑えるようにしましょう。